大阪大学外国語学部 外国語学科ペルシア語専攻 ホームページへ
大阪大学外国語学部
外国語学科ペルシア語専攻
〒562-8678 大阪府箕面市船場東3-5-10
お問合せメールはこちら
Contents
トップページ
ご挨拶
沿革
趣旨と概要
教員紹介
開設科目
学生生活
関西イラン研究会
専攻内連絡(関係者のみ)
 
  開設科目
 
2025年度春~夏学期開設科目
専攻科目講義(履修年次:2年生)
 
授業科目
イラン言語・歴史概論Ia
担当教員
吉田 雄介
講義題目
イランを中心とする西アジアの歴史と地理
講義内容

・授業の目的と概要
本講義の目的は、イランに関する歴史的・地理的な幅広い知識の獲得にある。具体的には、イランを中心に西アジアの地理を歴史的側面から講ずる。そもそも場所や地域は多様な構成要素から成り、また現在の地域や場所の姿は過去の積み重ねの上に形成されている。その点で、「イラン」という地域や場所は、過去の積み重ねの中で理解されねばならないし、他の地域との関係の中で理解されねばならない。そこで、本講義では、地域間の関係性を重視する世界システム論的なパースペクティブから、時代的には先史時代から現在まで幅広く扱うことにする。また、時代ごとにイラン西部や東部といった特定の地域に注目しながら授業を進めていきたいと思う。

・学習目標
・学生諸君が、イランの歴史地理が育まれた自然環境について基本的な知識を獲得することを目標とする。

・学生諸君が、古代から現代までのイランの歴史を「世界システム論」を軸に、統一的に理解できるようになることを目標とする。

 

授業科目
イラン言語・歴史概論IIa
担当教員
木下 実紀
講義題目
イラン歴史文化概論
講義内容

・授業の目的と概要
イランがどのような歴史文化を有しているのかを理解するために、人々が営む歴史的・宗教的行事について概説する。

学習目標
イランにおいてどのような歴史文化があるのか理解し、自分の言葉で説明できるようになること。

 

専攻語科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語Ia
担当教員
サイーディー ヴェルノスファーデラーニー、サラ
講義題目
Iranology 1
講義内容

 

•Course Objectives
This course aims to provide students with a comprehensive understanding of Iranian culture, arts, and architecture, enabling them to deepen their knowledge of the Persian language and heritage. Through the exploration of various aspects of Iranian society, including traditional rituals, arts, and architectural marvels, students will develop a nuanced appreciation of Iran's rich cultural legacy.


•Learning Goals
- Identify and explain key cultural practices in Iranian society, such as marriage and birth rituals, traditional foods, ancient sports, and ethnic clothing. Discuss the significance of these practices in the context of Iranian culture and history.
- Analyze various forms of Iranian arts, including music, calligraphy, painting, cinema, theater, and animation. Appreciate the historical and cultural value of these art forms and their role in shaping Persian identity.
- Expand their Persian vocabulary related to cultural, artistic, and architectural topics.

 

 

授業科目
ペルシア語IIa
担当教員
サイーディー ヴェルノスファーデラーニー、サラ
講義題目
Upper intermediate Persian
講義内容

 

•Course Objectives
This course is designed to prepare students for advanced proficiency in Persian, enabling them to interact naturally in both formal and informal settings and appreciate the richness of the Persian language and culture.


•Learning Goals
By the end of this course, students will be able to communicate effectively in Persian in a variety of contexts, using more complex language structures and vocabulary. They will refine their skills in listening, speaking, reading, and writing, while gaining a deeper understanding of Persian culture and nuances.

 

授業科目
ペルシア語IIIa
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化文献講読
講義内容

・授業の目的と概要
イラン民俗に関するペルシア語資料の読み方を学びつつ、イラン人の伝統的な思考方法を理解することをこの授業の目的とする。

・学習目標
受講生はペルシア語の語法についての理解を深めることができると同時に、イラン民俗に関する知識を得ることができる。

 

授業科目
ペルシア語IVa
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語古典文学の朗読(a)
講義内容

・授業の目的と概要
本授業ではペルシア語のクラシック文学作品を広く浅く精読する。数百年前のペルシア語のスタイルに触れるとともに、現代ペルシア語との比較を行う。また、作品の概要や詩人、作家の思想、当時の考え方、生活の様子も窺える。

・学習目標
精読を通して読解力を理解を深めながらペルシア語能力をさらにスキルアップする。

 

授業科目
ペルシア語Va
担当教員
中村 菜穂
講義題目
現代イラン文学講読Ⅰ
講義内容

・授業の目的と概要
1、2年次に学んだ内容を確認しながら、現代イラン文学の作品講読を通じてペルシア語の読解力・理解力を鍛えます。また背景となるイラン社会についてより広く、深く理解することを目指します。

・学習目標
ペルシア語の平易な詩や文章を読んで内容を把握し、日本語に訳すことができる。
ペルシア語の文学作品について背景となる知識を得、内容について論じることができる。
ペルシア語の語彙や表現のニュアンスについて、具体的に分析し、説明することができる。

 

専攻科目講義(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
イラン語学講義a
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語構造論A
講義内容

・授業の目的と概要
2年間以上ペルシア語を学んだ人のペルシア語能力をさらにアップし、現代ペルシア語の文法、語彙、語形成、表現方法等をさらに伸ばすための授業である。ペルシア語ので気持ちを表す表現法、ペルシア語の表現文型などについて例文を確認しながら学ぶ。現代ペルシア語のリスニングも試みる。

・学習目標
ペルシア語での表現力をさらに発展・深化させるのが目標である。

 

授業科目
ペルシア文学講義a
担当教員
中村 菜穂
講義題目
イラン社会史試論
講義内容

・授業の目的と概要
この授業では、イラン出身の経済学者、歴史家、社会学者、文芸評論家として知られるHoma Katouzianによる、イランの政治・歴史・文学を扱ったエッセイを主なテキストとして、イランのたどった歴史や、政治・社会の特徴について考察します。必要に応じてペルシア語の関連テキストも取り上げます。

・学習目標
イランの歴史、政治、社会に関して、具体的な人物や主題を選び、論じることができる。
イランの歴史、政治、社会に関する著者の議論を分析し、自らの意見を述べることができる。

 

授業科目
イラン文化講義Ia
担当教員
吉田 雄介
講義題目
イラン地誌概説
講義内容

・授業の目的と概要
本講義では、イランを中心に西アジアの地誌・人文地理を講ずる。ただし、一口に「イラン」と言っても広大な国土ゆえ自然・文化的な差異が極めて大きい。そこで、民俗や生業、あるいは住まいなどといったさまざまな文化的トピックスを扱うことで、イランの多様性・多元性を学んでゆきたい。
なお、「文化」という概念の理解・解釈は時代によって変化してきたが、本講義ではいわゆる物質文化を中心にイラン文化を考えることにしたい。

・学習目標
・学生諸君が、イランの文化に関わる各トピックス(民族や国民、物質文化など)について、地図や統計から地理的分布状況(現状)を把握できるようになる。
・さらに、なぜそのような地理的状況が生まれたのかを論理的に理解し、他者に当該地域を十分に説明できるようになる。

 

授業科目
イラン文化講義IIa
担当教員
木下 実紀
講義題目
ペルシア文学史概論
講義内容

・授業の目的と概要
重厚な歴史を有するペルシア文学史の概略を理解し、立憲革命期に至るまでの主要な詩人や作家、作品に関する情報を身につける。各作家の作品のテクストを随時使用し、作家や作品の特徴を把握することを目標とする。

・学習目標
学生がペルシア文学史の大まかな流れについて説明することができる。
ペルシア文学史上の代表的な作家と作品を把握し、説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IIIa
担当教員
竹原 新
講義題目
現代イランの文化と社会
講義内容

・授業の目的と概要 
イランの現状を的確に把握し、詳細に分析することにより、現代イランの抱える諸問題についての理解を深めることを目的とする。

・授業計画
受講生は現代イランの諸問題の分析に必要なペルシア語資料を収集し、その問題の背景を説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IVa(集中講義)
担当教員
谷 憲一
講義題目
下から見るイラン文化
講義内容

・授業の目的と概要
通常、文化は都市部やエリート層の価値観や生活様式を通じて理解されることが多いですが、この授業では、それらとは異なる生活環境や価値観を持つ人々の視点からイラン文化を再評価し、理解を深めることを目的としています。まず現代イランを概観した上で(一日目)、宗教文化と多様性と重層性について学び(二日目)、現体制下の世俗的サブカルチャーについて学びます(三日目)。

・学習目標
イラン文化の多様性・重層性についての知識を深める。


専攻科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語学演習a
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語学卒論ゼミA
講義内容

・授業の目的と概要
ペルシア語に対する様々なアプローチ法を検索し、卒業論文作成を視野に、各受講者が自らのテーマを発表し、議論を踏まえて、ペルシア語やイランの社会に関する理解を深める。プレゼンテーションのスキルを身に着ける。

・学習目標
卒業論文の書き方を学ぶことができる。他の参加者との議論を通して卒業論文のテーマを絞り、完成に向けて必要となる知識や能力が身に付く。

 

授業科目
ペルシア文学演習a
担当教員
中村 菜穂
講義題目
ペルシア文学・イラン文化卒論ゼミ1
講義内容

・授業の目的と概要
この授業では、論文執筆の目的と方法について学びます。イランの文学・文化・社会について受講生それぞれの研究方法を探求し、発表を通じて自身の研究内容についての理解を深めるとともに、個々の論文の完成を目指します。

・学習目標
自らの設定した研究テーマに沿ってふさわしい研究方法を見つけることができる。
自身の研究内容に適切な資料を見つけ、議論に活かすことができる。
自分以外の受講生の研究内容に関心を持ち、自分なりの意見を述べることができる。

 

授業科目
イラン文化特別演習a
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化研究
講義内容

・授業の目的と概要
この授業の目的は、イラン文化を扱うための研究方法について習熟しつつ、発表や討議を通して研究能力を向上させることにある。

・学習目標
各自の研究テーマについて自分の意見を論じることができるだけでなく、他の受講生との議論を通して、自らの研究を進める能力を得ることができる。

 

2025年度秋~冬学期開設科目
専攻科目講義(履修年次:2年生)
 
授業科目
イラン言語・歴史概論Ib
担当教員
吉田 雄介
講義題目
イランを中心とする西アジアの社会地理
講義内容

・授業の目的と概要
本講義の目的は、イランに関する歴史的・地理的な幅広い知識の獲得にある。具体的には、本講義では、イランを中心に西アジアの地理を歴史的側面から講ずる。「イラン言語・歴史概論Ⅰa」とは異なり本講義では、人口、都市、産業といったより近代的・現代的なトピックスを軸に西アジア地域(とくにイランを中心とする)の人文・社会・歴史地理を講ずる。  なお、イランと他地域との比較にも十分な目配りをするつもりである。したがって、イランに関する知識が乏しい学生にも積極的に受講して欲しい。   科目の性質上、イランおよび西アジアを中心に講義を進めることになるが、他地域あるいは日本との比較の視点にも十分な目配りをしたいと思っている。また、イランの特殊性に注目するだけでなく、普遍性にも注目したい。このため、各トピックスは基本的に、(1)現状の把握(地理的分布状況)をした上で、(2)過去の状況を把握し、(3)最後に過去から現在への変化を説明する理屈を提示する、という順序で進める。

・学習目標
・学生諸君が、イランに関する各トピックス(都市の地理や人口の地理など)について、地図や統計から地理的分布状況(現状)を把握できるようになる。

・学生諸君が、その上で、なぜそのような地理的状況が生まれたのかを論理的に理解する能力を獲得し、他者に当該地域の地域性を説明できるようになることを目標とする。

 

授業科目
イラン言語・歴史概論IIb
担当教員
木下 実紀
講義題目
イラン文化・社会概論
講義内容

・授業の目的と概要
現代のイラン社会について多角的に理解するため、国内外からイランを取り上げた作品に触れる。

学習目標
イラン国内の社会について多角的に理解し、イラン社会が抱える問題について自分の言葉で説明することができる。

 

専攻語科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語Ib
担当教員
サイーディー ヴェルノスファーデラーニー、サラ
講義題目
Iranology 2
講義内容

 

•Course Objectives
This course aims to provide students with a comprehensive understanding of Iranian culture, arts, and architecture, enabling them to deepen their knowledge of the Persian language and heritage. Through the exploration of various aspects of Iranian society, including traditional rituals, arts, and architectural marvels, students will develop a nuanced appreciation of Iran's rich cultural legacy.


•Learning Goals
- Identify and explain key cultural practices in Iranian society, such as marriage and birth rituals, traditional foods, ancient sports, and ethnic clothing. Discuss the significance of these practices in the context of Iranian culture and history.
- Analyze various forms of Iranian arts, including music, calligraphy, painting, cinema, theater, and animation. Appreciate the historical and cultural value of these art forms and their role in shaping Persian identity.
- Expand their Persian vocabulary related to cultural, artistic, and architectural topics.

 

 

授業科目
ペルシア語IIb
担当教員
サイーディー ヴェルノスファーデラーニー、サラ
講義題目
Upper intermediate Persian
講義内容

 

•Course Objectives
This course is designed to prepare students for advanced proficiency in Persian, enabling them to interact naturally in both formal and informal settings and appreciate the richness of the Persian language and culture.


•Learning Goals
By the end of this course, students will be able to communicate effectively in Persian in a variety of contexts, using more complex language structures and vocabulary. They will refine their skills in listening, speaking, reading, and writing, while gaining a deeper understanding of Persian culture and nuances.

 

授業科目
ペルシア語IIIb
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化文献講読
講義内容

・授業の目的と概要
イラン民俗に関するペルシア語資料の読み方を学びつつ、イラン人の伝統的な思考方法を理解することをこの授業の目的とする。

・学習目標
受講生はペルシア語の口語を聞き取った上で、語法についての理解を深めることができると同時に、イラン民俗に関する知識を得ることができる。

 

授業科目
ペルシア語IVb
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語古典文学の朗読
講義内容

・授業の目的と概要
ペルシア語Ⅳaで近現代ペルシア語の作品を中心に精読するが、ペルシア語Ⅳbでは古典文学(いわゆるクラシック文学)の講読を通して、ペルシア文学に関する知識を得えながら、古いペルシア語のスタイルや表現法を確認し、現代ペルシア語との比較を行う。

・学習目標
ペルシア語の古典を読み、理解した上、できる範囲で日本語への翻訳も試みる。

 

授業科目
ペルシア語Vb
担当教員
中村 菜穂
講義題目
現代イラン文学講読2
講義内容

・授業の目的と概要
前期に引き続き、これまでに学んだ内容を確認しながら、現代イラン文学の作品講読を通じてペルシア語の読解力・理解力を鍛えます。また背景となるイラン社会についてより広く、深く理解することを目指します。

・学習目標
ペルシア語の平易な詩や文章を読んで内容を把握し、日本語に訳すことができる。
ペルシア語の文学作品について背景となる知識を得、内容について論じることができる。
ペルシア語の語彙や表現のニュアンスについて、具体的に分析し、説明することができる。

 

専攻科目講義(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
イラン語学講義b
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語構造論B
講義内容

・授業の目的と概要
2年間以上ペルシア語を学んだ人のペルシア語能力をさらにアップし、現代ペルシア語の文法、語彙、語形成、表現方法等をさらに伸ばすための授業である。ペルシア語ので気持ちを表す表現法、ペルシア語の表現文型などについて例文を確認しながら学ぶ。現代ペルシア語のリスニングも試みる。

・学習目標
ペルシア語での表現力をさらに発展・深化させるのが目標である。

 

授業科目
ペルシア文学講義b
担当教員
中村 菜穂
講義題目
イランの社会批判と文学
講義内容

・授業の目的と概要
この授業では、イラン出身の文芸評論家M. R. Ghanoonparvarによる、イランの近現代文学を扱った論考を主なテキストとして、ペルシア語の近現代文学史および文学における社会批判について考察します。必要に応じてペルシア語の関連テキストも取り上げます。

・学習目標
イランの近現代文学の歴史的展開とその特徴について理解し、論理的に説明することができる。
少なくとも一人以上の、イランの近現代の文学者とその作品について、論じることができる。
イランの近現代文学に関する著者の議論を分析し、自らの意見を述べることができる。

 

授業科目
イラン文化講義Ib
担当教員
吉田 雄介
講義題目
環境・農業からみたイランの地域差
講義内容

・授業の目的と概要
イランの国土は広大であり、その環境は苛酷である。そこで本講義では、イランの自然環境と人びとの生活の営み(あるいは文化)の関係について考えてゆきたい。環境が文化や人間そのものを規定するという過度の「環境決定論」的な見方は慎まねばならないが、苛酷な自然環境と人文活動の両者を扱いながら、両者のゆるやかな関係を考えてみたいと思う(また、イラン・西アジアの地理については基礎的な知識がない者も多いと思うので、その配慮として日本との比較・参照も随時織り込みながら説明を進めたい)。

・学習目標
・学生諸君が、西アジアの中にイランを位置づけつつ、イランの地誌を理解することで、私たちの文化や社会とは大きく異なる地域を理解する方法を学び、他者にも当該地域の地域性を説明できるようになる。

・学生諸君が、広大なイラン国内の地域差を論理的に説明できるようになる。

・学生諸君が、自然環境と人文活動(文化や経済や法など)の間のゆるやかな因果関係を説明できるようになる。

 

授業科目
イラン文化講義IIb
担当教員
木下 実紀
講義題目
ペルシア文学史概論
講義内容

・授業の目的と概要
重厚な歴史を有するペルシア文学史の概略を理解し、立憲革命から今日に至るまでの主要な詩人や作家、作品に関する情報を身につける。各作家の作品のテクストを随時使用し、作家や作品の特徴を把握することを目標とする。

・学習目標
学生がペルシア文学史の大まかな流れについて説明することができる。
ペルシア文学史上の代表的な作家と作品を把握し、説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IIIb
担当教員
竹原 新
講義題目
現代イランの文化と社会
講義内容

・授業の目的と概要 
イランの現状を的確に把握し、詳細に分析することにより、現代イランの抱える諸問題についての理解を深めることを目的とする。

・授業計画
受講生は現代イランの諸問題の分析に必要なペルシア語資料を収集し、その問題の背景を説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IVb(集中講義)
担当教員
鈴木 珠里
講義題目
イラン現代詩概論
講義内容

・授業の目的と概要
映画監督モフセン・マフマルバーフ曰く「石を持ち上げたらその下には詩人がいる」ほど詩が身近にあるイランを文学的側面から理解するために、イラン現代詩の潮流とその時代背景に関する知識を身に付ける。また、詩的表現の読解を通して、ペルシア語の文学的表現を習得する。

・学習目標
イラン現代詩の潮流と時代背景が説明できる
イラン現代詩を実際に読み鑑賞し解説できる

 

専攻科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語学演習b
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語学卒論ゼミb
講義内容

・授業の目的と概要
ペルシア語に対する様々なアプローチ法を検索し、卒業論文作成を視野に、各受講者が自らのテーマを発表し、議論を踏まえて、ペルシア語やイランの社会に関する理解を深める。

・学習目標
学術論文や卒業論文の書き方を学ぶことができる。他の参加者との議論を通して卒業論文のテーマを絞り、完成に向けて必要となる知識や能力が身に付く。

 

授業科目
ペルシア文学演習b
担当教員
中村 菜穂
講義題目
ペルシア文学・イラン文化卒論ゼミ2
講義内容

・授業の目的と概要
この授業では、論文執筆の目的と方法について学びます。イランの文学・文化・社会について受講生それぞれの研究方法を探求し、発表を通じて自身の研究内容についての理解を深めるとともに、個々の論文の完成を目指します。

・学習目標
自らの設定した研究テーマに沿ってふさわしい研究方法を見つけることができる。
自身の研究内容に適切な資料を見つけ、議論に活かすことができる。
自分以外の受講生の研究内容に関心を持ち、自分なりの意見を述べることができる。

 

授業科目
イラン文化特別演習b
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化研究
講義内容

・授業の目的と概要
この授業の目的は、イラン文化を扱うための研究方法について習熟しつつ、発表や討議を通して研究能力を向上させることにある。

・学習目標
各自の研究テーマについて自分の意見を論じることができるだけでなく、他の受講生との議論を通して、自らの研究を進める能力を得ることができる。

注: 専攻語科目1年実習・2年実習、卒業論文を除く。  

 

 
 
 
 
このページのトップへ
Copyright (c) 2007 Persian Language Major, Department of Foreign Studies, School of Foreign Studies, Osaka University.