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外国語学科ペルシア語専攻
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 ペルシア語はイラン・イスラム共和国の公用語です。わが国では大正14年に初めて大阪外国語学校でペルシア語の授業が開講されました。昭和36年には大阪外国語大学にペルシア語学科が設置され、その後、平成19年に現在の大阪大学外国語学部外国語学科ペルシア語専攻となりました。本専攻では、長年、わが国のイラン研究の一翼を担ってきた歴史を踏まえつつ、常に最新の教育と研究を行うことを心がけています。

 イランはかつてペルシアと呼ばれていましたが、古くよりその存在感は圧倒的なものでした。ペルシア帝国に触れることなく世界の歴史を語ることはできませんし、ゾロアスター教に言及することなく、世界の宗教史を語ることもできません。フェルドウスィーによる民族叙事詩「王書」(シャー・ナーメ)だけでなく、ハーフェズ、サアディー、オマル・ハイヤームなどの文学作品も世界中で知られています。

 現代においても、イランは、産油国としてだけでなく、特別の存在感を示しており、世界経済や国際政治を語る上でも重要な国の一つです。現代イランは、その社会、文化、文学、言語、宗教などのいずれの分野に焦点を当てても面白く、楽しく研究することができるでしょう。また、イラン人の芸術的センスは格別で、例えば、近年のイラン映画の高い芸術性は世界中の映画通をも魅了しています。さらに、ペルシア語それ自体が醸し出す優雅さに惹き込まれる方も多く、かく言う私もその一人です。

 イランを深く知ることなしに、人類文化の過去、現在、未来を語ることは難しいと言っても過言ではありません。ペルシア語は、一度学習を始めると、学ぶほどにあなたの知的好奇心を刺激し続けることでしょう。

教授 竹原新

 

 
 
 
 
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