スウェーデン語とは

スウェーデン語は、スウェーデンとフィンランドの一部で話されている言葉です。これはフィンランドが長くスウェーデンの一部だった歴史に由来するためで、フィンランドではフィンランド語とスウェーデン語が公用語になっています。

スウェーデン語は、英語やドイツ語と親戚関係にある言葉で、デンマーク語やノルウェー語、アイスランド語と兄弟関係にある言葉と言えるでしょう。ですから、スウェーデン語は英語やドイツ語と似たような文法の仕組みをもつ言葉ですし、スウェーデン語の知識があれば、デンマーク語やノルウェー語の意味をおおよそ推測することもできます。

スウェーデン語は日本語と比べて母音の数が多く、また強弱アクセントに加えて高低アクセントがあります。この高低アクセント(=イントネーション)が歌のメロディのように流麗に響くスウェーデン語の魅力の一つを作り出しています。スウェーデンはこれまで数多くの世界的なポップ・アーティストを輩出してきましたが、その豊かな音楽性は、このスウェーデン語独特のイントネーションによって支えられているものかもしれません。