スウェーデン語専攻所属の学生同志は年次の上下に関係なく活発でお互いに温かい親交があり、同時に教員とのコミュニケーションもきわめてよく取れていると言えるでしょう。またデンマーク語専攻の学生とも一緒に授業を受けたりするので、横の絆も感じるでしょう。

毎年11月に行われるスウェーデン語劇は、クラスの結束力と日頃鍛えてきたスウェーデン語運用能力が存分に発揮される場面でもあります。

私たちの専攻に属する３年次、４年次の学生にはスウェーデンへの留学の道がいくつか開かれています。

１．学術交流協定によって大阪大学と提携関係にある以下の大学への10ヶ月留学が可能です。これは学内での選抜があり、留学中に取得してきた単位は本学に相当する科目があれば原則として単位認定されます。また留学のための休学は認められません。（2017年現在では以下の通り）

Göteborgs universitet イェーテボリ大学（スウェーデン）
Stockholms universitet ストックホルム大学（スウェーデン）

２．フォルクフーグスコーラへは私費で留学することもできます。これには学内での選抜はありません。私費による留学は半年もしくは10ヶ月間休学して留学が可能です。なお、フォルクフーグスコーラに留学中に履修した授業の単位認定はありません。
スウェーデン語研究室ではスウェーデン語専攻の学生に留学に関して、適宜アドバイスを行なっています。

本専攻の卒業生は、在学中に習得した高い言語運用能力とコミュニケーション能力を駆使して、次のような多様な分野で活躍しています。

・スウェーデンをはじめとする北欧系企業：運輸業、製薬会社、旅行社、家具製造販売会社など
・日本企業：新聞社、銀行、商社、メーカー（工業・家電）、ホテルなど
・地方公務員、外務省専門職員、在外公館派遣員、高校教員など
・大学院院進学