今の私を支える留学生活 井上愛理(留学時3年生)
・Uldum Højskole(2019年 3月 ~ 6月)
こんにちは、初めまして!デンマーク語専攻4回生の井上愛理です。
私にとって留学は何だったのか、改めて振り返りたいと思います。
私はUldum Højskoleというユラン半島にあるフォルケホイスコーレに留学していました。私が大学ではなくフォルケホイスコーレを選んだ理由は、全寮制で体験型の授業が多く同年代のデンマーク人とより密な交流ができると思ったからです。
初めの1週間程は自分から全く輪に入っていけず、自分が想像していた留学と現状がかけ離れすぎていて、投げやりになってしまうこともありました。
1人ではこんなに無力で寂しいものかと毎日思っていました。
でも、しばらく生活する中で気が付いたのは、自分から何か動き出す姿勢を見せれば、デンマークの人たちや他の国から来た留学生は応えてくれるということです。
日本にいると、何か困ったことがあって何もできない事があっても、誰かが「どうしたの?大丈夫?」と聞いてくれると思います。
私はそのような環境の中で育ってきたという自覚がありました。
でもデンマークの人たちは何か困ったことがあれば、自分から行動して解決しにいくというのが当たり前の人たちでした。
今考えると、彼らには、当時の私は何にもトライしようとしない面白くない留学生に見えていたと思います。
これに気づけたことが一つの成長だったと思います。
ここで、私が受けていた授業の一部を紹介したいと思います!
Uldum Højskoleには60種類以上の授業が用意されています。私はデンマーク語、アクセサリーを作る授業、革製品を作る授業、料理、アウトドア、ダンス、筋トレなど10種類以上の授業を受けました! 他にも水泳、洋裁、演劇、バンド、歌、陶芸、絵、哲学などがあります。詳しくは学校のHPをご覧ください。
<これは料理の時間で作ったピザの写真です!全員のお昼ご飯を授業で作っていました☆>
<革製品を作る授業で私はカバンを作りました。その作業風景です。>
<ダンスの授業での写真です>
続いて、修学旅行について!
5月にベルギーに行きました。
自分と仲良くしてくれている友達と回れた旅行は最高でした。
留学当初は想像もしなかったハッピーな状況にワクワクしていたのを今も覚えています。まさに、これまで頑張ったご褒美という感じでした☆
<ベルギーのブリュッセルの広場で仲の良い友人と撮った写真です。
ワッフルがとてもおいしいので、機会があればぜひ!>
<ベルギーのブルージュの景色です>
私にとってこの留学は、タイトルにもあるように今の私を支えるものです。
留学に行って、今まで当たり前だったことが当たり前ではないと分かったとき、その当たり前を大切にしようと思いました。
家族、友人がいること、留学という経験をさせてもらえたこと、毎日楽しく生活ができていること。
「これからも“当たり前”に感謝をして、人との関わりを大切にしたい」
というのが今の私の想いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
留学に行くことを迷っている方の参考に少しでもなればとても嬉しいです。