留学体験談 「自分の成長を感じる充実した留学生活」 水本光亮(留学時4年生)


 
   


 僕はいまデンマークのフォルケホイスコーレという種類の学校に留学しています。ということで、フォルケホイスコーレへの留学とはどのようなものか、ということをお伝えしたいと思います。


 外国語学部という学部に来たからには留学をしたい、と思うのが自然ではないかと思います。特にデンマーク語専攻という、少し特殊な言語を学ぶ学生の大半はそう思っています。デンマーク語は世界で広く話される言語ではないため、留学先はデンマークになります。


 フォルケホイスコーレへの留学はすべて自分で手配します。どのような種類のフォルケホイスコーレがあるかと言うと、芸術やスポーツ、音楽、もちろん言語について学ぶことができる学校もあります。ここに挙げたのはごく一部なので、おそらく誰でもやりたいことのある学校が見つかるはずです。自分のやりたいことが見つかれば、自分で留学先とコンタクトをとり、行き先を決定するのです。そして、学校生活の中で友人や先生と話をしながら、デンマーク語を学びます。2~3年間大学で勉強をしていれば、その土台の上には必ず力がついていきます。自分の成長を感じることができた瞬間の喜びは言葉では表現できません。


 ちなみに僕は、北ユトランドのAalborg(オルボー)という街にあるオルボースポーツホイスコーレという学校を選びました。この学校では、バスケットやハンドボール、ロッククライミングなどが経験できます。僕の場合は、バスケットを中心にカヌーやカヤック、ウィンドサーフィンなどをやっています。素晴らしい仲間に囲まれて、とても楽しく学校生活を過ごしています。


 さらにデンマークには、無料で通えるデンマーク語の語学学校があるので、芸術やスポーツなど自分の学校に通いながら、語学学校に通うこともできます。そこではいろいろな国の人が集まり、彼らとも友達になれるので、語学学校は出会いの場をさらに広げるいい場所だと思います。


留学に来て苦しいこともたくさん経験することになります。しかし、その時は同級生や先輩、先生が必ず相談にのってくれ、手を差しのべてくれます。デンマーク語専攻の密なつながりは伝統とも言えるほどなので、苦しいことも乗り越えることができます。そうやって留学から帰ってきて、一回りも二回りも成長した自分を見てみたくありませんか?
もしデンマーク語専攻に興味を持っていただければ、ぜひ一度オープンキャンパスにお越しください。学生一同、お待ちしています。