本専攻では,1年次に週5コマ,2年次に週5コマ,ビルマ語を勉強します。3年次からは各自の関心に応じてより専門的なことを勉強します。1学年の定員は18人です。学生の中には留学して勉強をする人もいます。
文字と音声,口語文法の基礎,基本会話などのビルマ語初級,そしてビルマ事情とビルマを対象とした研究の方法論の基礎も学びます。4人の専任・特任教員全員で担当します。
文語文法と講読・会話など,中級ビルマ語に取り組みます。ビルマの言語や歴史,文化,文学,社会についての概論・講義,研究の基礎ゼミなどの授業を取ります。また,東南アジアという地域全体についても履修の機会が増えます。
より専門的なビルマ語学と,言語学・歴史学・人類学・文化学・文学など,ディシプリンに重きをおいたビルマについての演習授業を取ります。また,言語,文化・文学,歴史・社会の3つの卒論ゼミがスタートします。
ビルマ語学を深めつつ,卒論執筆ゼミを決定して卒業論文執筆を本格化させます。就職活動を見据えて3年次から執筆を始めておくとよいでしょう。
【言語分野】
「ビルマ語と日本語における否定表現の対照研究」
「ビルマ語における英語借用語のつづり」
「ビルマ語ダウェイ方言の研究」など
【文化・文学分野】
「ビルマにおける瞑想」
「ミャンマーの昆虫食文化」
「ミャンマー料理の特徴」など
【歴史・社会分野】
「ミャンマーにおける地方大学の特徴と就職問題」
「ビルマにおける泰緬鉄道―その歴史記憶のあり方についてー」
「日本の対ミャンマー援助における草の根無償資金協力」など
ヤンゴン大学 (Yangon University, YU) のミャンマー語学科とヤンゴン外国語大学 (Yangon University of Foreign Languages, YUFL) のミャンマー語学科が主な留学先です。
ヤンゴン大学とは交流協定を結んでおり,毎年同大学ミャンマー語学科へのスタディーツアーも行っています。
企業インターンをとおしてビルマ語の運用力を高めつつ,たくさんのミャンマー人と触れ合うことで,一生の糧となるような体験をして帰ってくる学生もいます。
〒562-0022
大阪府箕面市粟生間谷東8丁目1−1