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このページでは南アジア地域協力連合関連の最新情報を掲載しています。
基本情報 | 最新情報(ニュース)
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○最新情報
2006年
5月11日
○SAARC内相会議開催
(ダッカ) 国境をまたぐテロや違法な薬物取引を取り締まるための方策を打ち出すことを目的として、SAARC7カ国の内相による会議がダッカで開催される。事前に内務次官級会議が開催され、テロおよび薬物対策を積極的に進めることで意見が一致した。会議はハーレダ・ジア・バングラデーシュ首相による開会宣言により始められ、上記のほか、資金洗浄問題などについても話し合いが行われる。(11日付The Daily Star紙電子版)
4月12日
○アメリカ、韓国がオブザーバーに
(ダッカ) ダッカ市内で開催された、SAARC常任委員会第5回特別会合で、アメリカと韓国に対しオブザーバーの地位を付与することで原則合意したと、同会合に出席したヒマーヤトゥッディーン・バングラデーシュ外務次官が記者会見で発表した。正式には、7月に予定されている閣僚級会議の場で発出予定の共同宣言の中に、合意内容が盛り込まれる。オブザーバーの地位は、日本と中国(2005年11月に原則合意)に次ぐもの。(The News International紙電子版12日10時速報)
1月1日
○南アジア自由貿易圏(SAFTA)が発足
(ニューデリー) SAARC(南アジア地域協力連合)を構成する7カ国が、将来の経済統合を目指しての第一段階として、南アジア自由貿易圏(South Asia Free Trade Area: SAFTA)を発足させた。2015年までに域内の関税を0から5%程度に引き下げる。
しかし、パキスタンとスリランカは2005年末までに協定を批准せず、自由貿易圏に対する各国の認識には開きがあり、地域内の協調に向け、解決すべき問題は山積していると言える。(1月2日付共同通信)
○基本情報
1.構成国(( )内は、英語による正式国名)
バングラデーシュ (People's Republic of Bangladesh)
ブータン (Kingdom of Bhutan)
インド (India)
モルディブ (Republic of Maldives)
ネパール (Kingdom of Nepal)
パキスタン (Islamic Republic of Pakistan)
スリ・ランカ (Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)
アフガニスタン (Islamic Republic of Afghanistan)
日本 (Japan)
中華人民共和国 (People's Republic of China)
(注)アフガニスタンは、2005年11月の第13回SAARC首脳会議で、正式参加が原則として認められた。また、日本と中国は、オブザーバーとしての参加が認められた。
2.設立に至る経緯
・1980年11月 南アジア7カ国の外務次官による初会合
ジアウル・ラーマン・バングラデーシュ大統領(当時)が提唱。
・1983年8月 南アジア7カ国の外相会談
南アジア地域協力(South Asia Regional Cooperation: SARC)共同宣言、統合行動計画採択。
・1985年12月 南アジア7カ国の首脳会談(ダッカ)
正式に南アジア地域協力連合(SAARC)が発足
3.設立目的(SAARC憲章:1985年採択)
@南アジア諸国民の福祉増進
A経済成長と社会的・文化的発展の促進
B社会、文化、科学技術の分野における強調の促進
C国際フォーラム等での共通利益の推進
○加盟国間の政治的干渉を排除
○内政不干渉
○係争事項、2国間問題を議題としない
○全ての決定を全会一致によるものとする
○明確な政治的結束、経済的統合を標榜するメッセージ色が薄い
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