フィクションの力を再考する-デンマークにおける取り組みを事例にー


概要:
 私たちのプロジェクト「社会包摂に鑑みた北欧文学の異文化理解・言語教育への応用モデル研究」では、文学が持つ社会包摂的機能に着目し、文学が社会においてどのような役割を果たし得るのか、その力が発揮される場や状況とはどのようなものなのかということについて考えてきました。
 今回の研究会では、デンマークのコペンハーゲンにて「Læs for livet」(生きるために読書を)の活動を展開する沢広あやさんをゲストにお招きし、文学の持つ力がデンマークにおいてどのように活用されているのか、文学の力を媒介する場をどのように創造されているのか、事例をご紹介いただきます。全体討論では、文学の力が現代社会の中で人々とどのように関係を結び、どのようにその力を発揮し得るのかについて検討したいと思います。


プログラム:
17:00 趣旨説明・プロジェクト紹介 田辺欧(大阪大学大学院人文学研究科 教授)
17:15 話題提供 沢広あやさん
18:00 休憩
18:10 特定質問 田辺欧・肥後楽(大阪大学社会技術共創研究センター 特任助教)
18:20 ディスカッション
19:00 プログラム終了


開催日:2024年3月5日(火)17:00-19:00
場所:箕面市立船場図書館 AVコモンズ(大阪府箕面市船場東3-10-1)
参加費:無料
対象:今回の研究会は、招待制です。


主催:大阪大学外国語学部デンマーク語専攻
共催:箕面市立船場図書館
※本研究会は、科研費20K00521「社会包摂に鑑みた北欧文学の異文化理解・言語教育への応用モデル研究」の助成を受けたものです。

問合せ先:utatanabe.hmt(att)osaka-u.ac.jp(田辺)
※(att)を@に変えてください