教員紹介
山泉 実 准教授
- 研究者名(フリガナ) 山泉 実(ヤマイズミ ミノル)
- 職 名准教授
- 専攻語日本語
- 電子メールyamaizumi.minoru.hmt[at]osaka-u.ac.jp
- 研究分野
- 言語学 意味論 語用論
- キーワード
- 指示参照ファイル理論 名詞句 語用論 意味論 視座俯瞰認知メタ形而上学
- 研究テーマ
日本語を対象にして、言語、特にその意味を研究しています。これまで、レトリック、認知意味論、情報構造、統語論、認知語用論などを少しずつ研究してきました。近年は、「指示参照ファイル理論」という理論を自分で作って、名詞句の意味論・語用論を研究しています。この理論で、コピュラ文(例「私の意見は党の意見だ」(曖昧))、潜伏疑問文(「太郎は事件の犯人を知っている」(曖昧))、潜伏命題文(「太郎は花子の年齢が気になる」(曖昧))、存在文(「ないものはない」(曖昧))、等位複合体(「男女」「善悪」「合否」)、所謂高階の変項名詞句、所謂名詞句の自由拡充、構成のアンチノミーなどを分析しています。
- 代表的著作、論文等
「潜伏命題名詞句再考 : N‑意味理論の分析の批判的検討と指示参照ファイル理論による分析」『基礎言語学研究』1: 1-37
「視座を俯瞰した認知的メタ形而上学の試み:構成のアンチノミーをめぐって」『EX ORIENTE』27号
「条件節で疑問文を引用する構文」『日本語語用論フォーラム 1』pp. 123-149
- 所属学会、その他の研究活動等
- 基礎言語学研究会 日本言語学会 日本科学哲学会 日本語用論学会 日本認知言語学会
- 担当授業
-
●学部
言語学演習、言語学講義、対照言語学概論、国語科教育法、日本語5・15・IIa、IIb
●研究科目 言語学研究、対照言語学特別研究
●全学共通科目 日本語・日本文化を考える