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教員紹介

Pozzi Carlo Edoardo 特任講師

Pozzi Carlo Edoardo 特任講師
  • 研究者名(フリガナ) Pozzi Carlo Edoardo(ポッツィ・カルロ・エドアルド)
  • 職 名特任講師
  • 専攻語イタリア語
  • 電子メールpozzi.carlo.edoardo.hmt[at]osaka-u.ac.jp

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

Buongiorno a tutti! ミラノに生まれ育ち、2012年にイタリアとヨーロッパの近世と現代の歴史を専攻にミラノ大学修士課程を卒業しました。2014年に来日し、2018年に同志社大学の文化史学科にて大学院博士後期課程を修了しました。現在では、明治時代における日本・イタリア間の外交関係に関する研究を扱いながら、イタリア語およびイタリア文化の教育に携わっています。 私のキャリアを通じて、教室を超えてイタリア語とイタリア文化の学習を継続できる自律的な学習者になるために必要なスキルとツールを教えながら、私は常に学生に力とインスピレーションを与えるよう努めています。この目標を追求するために、私は学生が常に自分の限界を押し広げ、言語的および異文化間のコミュニケーション能力を高めるよう動機づけています。一緒にイタリア語学習の困難を乗り越えて、皆さんにイタリア語とイタリア文化の楽しさ・魅力を知っていただければと思います。

  • 研究分野
    明治時代における日伊外交関係
  • キーワード
    日本史、イタリアの歴史、外交関係、条約改正、名誉領事
  • 研究テーマ

    博士論文では、19世紀終わりに第2代ジェノブァ公が果たした2度の来日を中心に、可能な限り詳細に1870年代におけるイタリア王国と日本の間の最初の条約改正関係を扱った。現在では、1880年代と1990年代において進んだ日伊条約改正関係を検討しています。その間に、19世紀後半におけるイタリア人の在イタリア日本名誉領事の活動も研究しています。

  • 代表的著作、論文等

    (研究ノート)「駐イタリア日本特命全権公使鍋島直大と日伊関係史におけるその役割(1880-1882) : 日伊両国の一次史料を中心に」 (イタリア學會誌 = Studi Italici、第40号、 2020年) (論文) L’attività commerciale della Kawajiri-Gumi a Torino (1880-1885) e la crisi del mercato serico italo-giapponese negli anni 1880 (Mediterranea - Ricerche Storiche, 50, 2020) (論文)A Political Consideration on the Japan-Italy TreatyRevision Relations During the Inoue Kaoru Foreign Affairs Era (1879-1887) Centering on Japanese and Italian Primary Sources (Analele Universităţii de Vest din Timişoara.Seria ştiinţe filologice, 60 (1), 2023)

  • 所属学会、その他の研究活動等
    イタリア東方学研究所(ISEAS)、ヨーロッパ日本研究協会(EAJS) 、明治維新史学会 伊日本研究会(AISTUGIA) 、イタリア学会 、文化史学会
  • 担当授業
    ●学部 イタリア文化講義I(3, 4回生向け講義)、イタリア社会演習(3, 4回生向け演習)、イタリア語13(2回生向け中級イタリア語作文の授業)、イタリア語14(2回生向けイタリア語中級会話の授業)、イタリア語5 (1回生向けのイタリア語初級会話の授業)、イタリア語I(3, 4回生向けイタリア語上級会話の授業)、イタリア語IV(3, 4回生向け上級イタリア語作文の授業)
    ●研究科目 イタリア語特別演習(大学院生向け演習)
    ●全学共通科目 イタリア語初級(イタリア語初級文法の授業)