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教員紹介

大津 智彦 教授

  • 研究者名(フリガナ) 大津 智彦(オオツ ノリヒコ)
  • 職 名教授
  • 専攻語英語

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

古英語、中英語、近代英語、現代英語の各時代あるいは時代をまたいだ文構造の歴史的変化について研究しています。最近では特に媒体(口語・文語)、あらたまり度 (formality)、地域、社会階層、年齢、性別といった属性の差がことばの変化とどう関わっているかという観点から研究を進めています。英語史の中にはいまだに人知れず埋もれている事象がまだまだたくさんあり、それらを発掘していくことを楽しみとしております。英語、その他外国語、日本語の構造、史的変化、方言などに興味のある方々を大歓迎します。

  • 研究分野
    英語の歴史
  • キーワード
    英語史、コーパス、統語法、歴史言語学
  • 研究テーマ

    古英語、中英語、近代英語、現代英語の各時代あるいは時代をまたいだ文構造の歴史的変化について研究しています。特に媒体(口語・文語)、あらたまり度 (formality)、地域、社会階層、年齢、性別といった属性の差がことばの変化とどう関わっているかという観点から研究を進めています。最近は特に現代英語(20世紀以降)において、今、まさに我々の目前で起こりつつある英語の変化に焦点をあてて調査しています。

  • 代表的著作、論文等

    大津智彦 (2022) 「“Can’t help doing”と“can’t help but do”の現代英米語における使用の実態について」『ヨーロッパ超域研究3』言語社会共同研究プロジェクト2021.(大阪大学言語文化言語社会専攻. 2022年3月)

    大津智彦 (2021) 「現代英語期における「promise +目的語 + to不定詞」と「promise +目的語 + that節」の交替について」『英米研究』第45号(大阪大学 英米学会. 2021年 3月)

    Otsu, N. (2002) "On the presence or absence of the conjunction þӕt in Old English, with special reference to dependent sentences containing a gif-clause" Cambridge University Press, Cambridge , United Kingdom. English Language and Linguistics 6.2. pp. 225-238.

  • 所属学会、その他の研究活動等
    英語コーパス学会
  • 担当授業
    ●学部 英語史概論、英語学特別演習、英語学演習、英語3、
    ●研究科目 イギリス言語文化資源論Ⅰ、ヨーロッパ・アメリカ言語構造論特別研究
    ●全学共通科目 総合英語