教員紹介
高橋 美恵子 教授
- 研究者名(フリガナ) 高橋 美恵子(タカハシ ミエコ)
- 職 名教授
- 専攻語スウェーデン語
- 研究分野
- 家族社会学、スウェーデン現代社会論
- キーワード
- スウェーデン社会、次世代のエンパワメント・ウェルビーイング、ワーク・ファミリー・バランス、社会的包摂、ケイパビリティ
- 研究テーマ
現在の主な研究テーマは「多様性社会にみる次世代の包摂性とエンパワメント」で、多様な家族とライフスタイルが社会で受容され、ワーク・ライフ・バランスの実現度が高いスウェーデンとドイツに焦点を当て、日本との比較考察を行っている。次世代を育み、生き方の選択肢を広げる仕組みと実践のあり方を、①社会的包摂、②家族と個人のエンパワメント、という2つの視座から実証的に考察することが目的である。学童期と青年期の子ども・若者が生活者主体として包摂される仕組みを解明し、彼らの生活の質が保障され、ライフステージを通してエンパワーされ、生き方の選択肢を享受でき、ケイパビリティを発揮できる社会の実現に向けた方策を導出し、日本の次世代政策への示唆を探っていく。
- 代表的著作、論文等
・Gender Dimensions in Family Life. A comparative study of structural constraints and power in Sweden and Japan. Almqvist & Wiksell International. 2003. (単著)
・Worklife Balance. The Agency & Capabilities Gap. Oxford University Press. 2014. (共著)
・『ワーク・ファミリー・バランス:これからの家族と共働き社会を考える』 慶應義塾大 学出版会. 2021. (編著)
- 所属学会、その他の研究活動等
- 日本家族社会学会、日本社会学会、関西社会学会、社会政策学会、日本人口学会、International Sociological Association
- 担当授業
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●学部
スウェーデン語1,スウェーデン語13、北欧現代社会概説、スウェーデン現代社会特別演習Ⅰ・Ⅱ、北欧文化講義Ⅰ
●研究科目 ヨーロッパ言語構造論Ⅵ、ヨーロッパ言語社会構造論Ⅲ、ヨーロッパ・アメリカ言語社会特別研究B
●全学共通科目 欧米の文化と社会を知る(北欧事情)