教員紹介
岡本 真理 教授
- 研究者名(フリガナ) 岡本 真理(オカモト マリ)
- 職 名教授
- 専攻語ハンガリー語
- 電子メールokamari.hmt[at]osaka-u.ac.jp
- 研究分野
- ハンガリー語学・ハンガリー文学
- キーワード
- ハンガリー語、ハンガリー文学、近代民族運動、ナショナリズムと言語
- 研究テーマ
近代から現代にかけて変遷するハンガリー社会の中で、ハンガリー語とハンガリー文学をめぐる文化的ナショナリズムの諸相を研究テーマにしています。19世紀ハプスブルク時代の民族独立運動の時代では、ハンガリー語の公用語化運動や国民的詩人ペテーフィやアラニュの作品研究、演劇文化や民謡研究の発展など、また20世紀では文芸誌『西方(ニュガト)』の時代からトリアノンを経た大戦間期の文学に関心があります。この時代の作家コストラーニの小説の翻訳にも取り組んできました。また現代ハンガリー社会との関係では、国境外ハンガリー語話者の共同体における母語と国家語の問題、言語意識や言語変化についても関心をもって追っています。
- 代表的著作、論文等
1848年革命期ハンガリーの政治喜劇 『言語文化研究 』(44) 263-281 2017年
近代ハンガリーにおける国民演劇運動の発展―国民劇場の黎明期―『言語文化研究 』(42) 43-60 2016年
翻訳 コストラーニ・デジェー『エシュティ・コルネール』未知谷 2019年
- 所属学会、その他の研究活動等
- 日本ウラル学会、ハンガリー学会、国際ハンガリー学会
- 担当授業
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●学部
ハンガリー語2、ハンガリー語3,ハンガリー語13、ハンガリー文化講義I,ハンガリー特別演習II
●研究科目 ヨーロッパ言語社会動態論
●全学共通科目 特別外国語ハンガリー語