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教員紹介

竹原 新 教授

竹原 新 教授
  • 研究者名(フリガナ) 竹原 新(タケハラ シン)
  • 職 名教授
  • 専攻語ペルシア語
  • 電子メールtakehara.shin.hmt[at]osaka-u.ac.jp

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

 外国語学部では、私が専門とするイラン民俗学に関する授業だけでなく、ペルシア語の実習や演習などの授業も担当しています。
 1年生のペルシア語初級の授業では、文字の書き方に加え、基礎的なペルシア語文法や単語を習得し、初歩的な読解力を身につけることを目指します。また、2年生のペルシア語中級の授業では、ペルシア語で書かれた簡単な物語を読むことができるようになることを目指します。
 3、4年生向けには、イラン民俗に関する授業、現代イランの文化と社会に関する授業、そして、卒業論文の作成を念頭にイラン文化を扱うための研究方法を学びつつ発表や討議を通して研究能力を向上させることを目的とするゼミの授業を担当しています。
 イランやペルシア語という視点が加わることで見えてくることは少なくありません。語学を通して知的好奇心を満たそうとする皆様の入学をお待ちしております。

  • 研究分野
    イラン民俗学
  • キーワード
    民俗学 / 昔話 / 伝説 / 俗信 / イラン
  • 研究テーマ

     イラン民俗学が専門で、主にペルシア語で語られる昔話、伝説、世間話(都市伝説、現代伝説)といった民話、及び、前兆、卜占、禁忌、呪術といった俗信について、文献資料とフィールドワークで得た資料を用いて研究しています。特に、イランにおける民俗学的境界論、異人論に興味があります。
     民話に関しては、これまで、イランの魔法昔話や現代伝説を中心に研究してきましたが、近年は、特に口承で語られる怪談に着目しており、その話型やモチーフを対象に分析を行っています。また、俗信に関しては、呪力が発生するとされる物や行為などに着目して研究しています。

  • 代表的著作、論文等

    竹原新『イランの口承文芸―現地調査と研究―』2001年、溪水社
    竹原新『現代イランの俗信』2020年、大阪大学出版会
    竹原新「イランの怪談」(『説話・伝承学』第25号、所収)2017年、27-42頁

  • 所属学会、その他の研究活動等
    日本昔話学会 / 大阪大学言語社会学会 / 説話・伝承学会 / 日本オリエント学会
  • 担当授業
    ●学部 ペルシア語3、ペルシア語13、ペルシア語IIIa/b、イラン文化講義IIIa/b、イラン文化特別演習a/b
    ●研究科目 アジア言語文化資源論ⅥA/B、アジア・アフリカ文化表象論特別研究A/B
    ●全学共通科目 学問への扉(イラン学入門)