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教員紹介

TAHIR MARGHOOB HUSSAIN 特任教員

TAHIR MARGHOOB HUSSAIN 特任教員
  • 研究者名(フリガナ) TAHIR MARGHOOB HUSSAIN(ターヒル マルグーブ フサイン)
  • 職 名特任教員
  • 専攻語ウルドゥー語
  • 電子メールtahir.marghoob.hussain.hmt[at]osaka-u.ac.jp

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

私はパーキスターンの古都ラーホールにある、19世紀後半に設立されたパンジャーブ大学オリエンタル・カレッジで長年ウルドゥー文学を教えておりました。そのときには、多くの外国人留学生にもウルドゥー語を教えてきました。ウルドゥー語の学習は難しいです。文字を覚え、文法を学び、文学を研究するには、とてつもない努力を必要とします。それはひとつひとつの階段をのぼるようなものです。上にあがるには、多くの苦労を要するでしょう。しかし、その高みから見えるのは、広大にひろがるウルドゥーの海原です。その美しさをぜひ感じとってください。

  • 研究分野
    ウルドゥー文学
  • キーワード
    ウルドゥー詩 / ウルドゥー語史 / ミール・タキー・ミール / ムスリム女性の就労意識 / ウルドゥー語教育
  • 研究テーマ

    ウルドゥー古典詩、とくに18世紀から19世紀にかけて活躍したミール・タキー・ミールのガザル(恋愛抒情詩)やウルドゥー語の成立をめぐる議論に関して研究しています。また、プロジェクトの一環でパーキスターンのムスリム女性が、海外就労に関してどのような意識を抱いているかについての実地調査を行なっています。さらに、ウルドゥー文学史の教材開発に取り組んでおり、簡明な散文による学生向けの文学史を書いております。

  • 代表的著作、論文等

    “Jāpānī talbā ko urdū kā klāsīkī adab sikhāne ke lie do mazāmīn: Mīr aur Ghālib”(日本人学生を対象としたウルドゥー古典文学教材について) 『外国語教育のフロンティア』4: 197-208 (2021).
    “Ghair mulkī talbā kī tadrīs ke lie urdū matn ke intekhāb kā mas'alah”(外国人のウルドゥー語学習者のための教材選定に関する問題) 『外国語教育のフロンティア』3: 183-192 (2020).
    “Jāpānī talbā ko urdū zabān sikhāne kā tarīqah kār: cand tajāvīz”(日本人学生を対象としたウルドゥー語教育法)『外国語教育のフロンティア』2: 159-168 (2019).

  • 所属学会、その他の研究活動等
    パンジャーブ大学オリエンタル・カレッジにおけるウルドゥー古典詩研究 / ラーホール女子大学におけるムスリム女性の海外就労に関する研究
  • 担当授業
    ●学部 ウルドゥー語4・5 / ウルドゥー語14・15 / ウルドゥー語Ⅰa・Ⅰb / ウルドゥー語Ⅱa・Ⅱb / ウルドゥー文学演習Ⅱa・Ⅱb / ウルドゥー文学演習Ⅴa・Vb
    ●研究科目 文化表象論XII A・XII B / ウルドゥー語特別演習A・B