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教員紹介

中田 聡美 准教授

  • 研究者名(フリガナ) 中田 聡美(ナカタ サトミ)
  • 職 名准教授
  • 専攻語中国語

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

私は現代中国語文法について研究しています。特に話者の様々な感情、態度(モダリティ)がどのようなかたちで言語形式に現れるのかについて興味を持っています。また近年では、日本語母語話者に対する中国語教育文法についても関心があります。新しい言語「中国語」を学習する際、文法を学ぶことは必要不可欠です。しかし中国語を一定期間学習し、実際の言語事実をよく観察してみると、「なぜこのように表現するのか」と不思議に思うことが少なくないはずです。中国語文法の不思議を自ら見つけ、考える過程は、きっと知的好奇心をかき立ててくれるでしょう。

  • 研究分野
    中国語学・中国語教育
  • キーワード
    現代中国語文法、中国語教育文法、モダリティ
  • 研究テーマ

    現代中国語について、特にモダリティの観点から研究を行っています。また近年は日本語母語話者に対する中国語教育文法に関する研究も行っています。

  • 代表的著作、論文等

    ・中田聡美(2016)現代中国語における〈認識要求〉としての“不是……吗”,『EX ORIENTE』Vol.23,167-194頁
    ・中田聡美(2018)“V了+有+数量構造”に関する認知的考察――“V了+数量構造”との比較を通して,『現代中国語研究』第20期,51-61頁
    ・中田聡美(2021)浅谈日本初级汉语教材中语气词的编写问题、《國際漢語教材設計與遠程電子教學》謝家浩・張連航主編,學術專業圖書中心,193-204頁

  • 所属学会、その他の研究活動等
    日本中国語学会、中国語教育学会、国際中国語言学学会、大阪大学言語社会学会
  • 担当授業
    ●学部 中国語1(B)、中国語2(B)、東アジア言語文化概論、中国語XIIIa・b、中国語学講義Ia、中国語学特別演習IIa・b
    ●研究科目 広域対照言語論IA・B、世界の言語事情(リレー)
    ●全学共通科目 中国語中級