設備 外国学研究講義棟
1階 エントランスの石板
大阪大学外国語学部は、世界の25の言語や文化を教育研究する専攻を有します。
この石板には、当該言語が話される国で良く知られる金言・格言や誰もが知る有名な言葉等を当該言語で刻んであり、上から順に当該専攻語が設置された歴史の順になっています。
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1階 大講義室
約270人が収容可能で、通常の講義に加えて、学会や講演会などにも幅広く利用できます。
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1階 大阪外国語大学記念ホール
阪大・大阪外大の卒業生をはじめ、多くの方からのご寄付により設置されたホールです。「新たな知を共創する場」として、国際シンポジウムから市民フォーラムまで幅広く活用できます。
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1階 図書館の鉄扉(てっぴ)
本鉄扉は、第二次世界大戦中の大阪大空襲の戦火から、外国語学部の前身である大阪外事専門学校の図書館書庫の蔵書を守った書庫入口の扉です。
当時、一人の教授が、「書籍こそ学生の命」と、燃え盛る炎の中、火傷を負いながらも、この鉄扉を閉じ、命がけで6万冊もの蔵書を守りました。
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1階 スタジオ・録音室
音声並びに映像資料の作成が可能なスタジオとして、様々な高度な設備を有しており、ここでは真に学べる言語教育教材の開発を進めています。
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3階 食堂
箕面キャンパスで学ぶ学生や教職員のお腹を満たす大きな役割を持つ食堂「カフェテリア レインボー」があります。なお、昼休みの時間以外であれば一般のお客様にも使っていただくことができます。
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3階 食堂(東側小上がりスペース)
ここは食堂の一角にある靴を脱いでくつろげるスペースです。食後の休憩場所として、また、地域住民の方々との交流スペースとしても活用していきます。
※現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため利用を中止しています。
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3階 風除室
3階入口すぐのスペースです。物販店舗(ケーキ店・ハートフル)が出店したり、期間限定の展示スペースとしたり、様々な用途に活用していきます。
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3階他 オールジェンダートイレ
大阪大学は、「大阪大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進宣言」を踏まえ、多様性が真に受容され、尊重される環境整備に取り組んでいます。SOGI多様性の尊重と包摂に向けた取組の第一歩として、性別を問わない、「ALL GENDER」トイレサインの使用を推奨しています。
「大阪大学 D&I 推進宣言」や用語の説明についてはこちら。
設置場所 1~3階(多目的)、3階(一般)、7~10階(多目的)
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3階 ピロティ(阪大デッキ)
外国学研究講義棟3階から南に広がる阪大デッキ並びに箕面市立船場広場へつながる屋根付きの多目的スペースです。 ダイキン工業株式会社から提供いただいた屋外エアコンを完備しており、地域と大学とが互いに交流し、 さらなる発展を目指す、まさに新キャンパスの顔ともいうべき空間です。
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4階 SALC
「個別学習エリア」「グループ学習エリア」「コミュニケーションエリア」の3種の学習スペースを設置し、目的に合わせて自習等の学習ができます。
※SALC:Self-Access Learning Commons
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
4階 中講義室
正面には3つのスクリーンをはじめ、両側面にもスクリーンがあり、4~5面放映ができます。机等の什器は可動用となっており、講義室手前の扉はアコーディオンタイプとなっているため、全開することにより学生交流スペースと1つになり、グループディスカッションや、学会など多種多様に広く使うことができます。今後、ダイキン工業株式会社の協力を得て、学生がより学習に集中できる環境を目指し、様々な実証実験を計画しています。
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5階 学生交流スペース
このスペースは「留学生交流室」「非常勤講師控室」と隣接しており、留学生、教員、学生との距離が縮まり、コミュニケーションも図りやすい空間となります。
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5階 同時通訳実習室・CALL教室
OUグローバルキャンパスの特徴の1つとして「同時通訳実習室」「CALL教室」を1つに集約させた講義室があります。
箕面独自で新たなCALL教室設置を検討しており、新システムでは現システムに加えて様々な機能が使えるほかに、アナログデータでも対応できることにより歴史ある貴重なデジタル化できない教材も利用できることとなります。同時通訳実習室では国際会議並みの機器等を使用しています。
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5階 教室
<501講義室>
南西の端にある講義室です。南側および西側の眺望が良く開放的な雰囲気になっています。(写真は501講義室です。)
<分割可能教室:南東角>
通常は30名規模の小教室ですが、パーテーションを空けることにより60数名の中規模教室に変更することができます。
<その他参考>
オリエンテーションやオープンキャンパスなど大講義室だけでは収まりきらない場合でも、「記念ホール」や、4階~6階の「中規模教室」とは配信システムを用いて双方でのやりとりができ、「小教室」においては受信をすることができます。
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5階 光と平和の広場
5階と6階の学生交流スペースをつなぐ階段状のスペースです。学生が自由に語らう場所として、またプレゼンテーションスペースとしても活用できます。
広場の名前は、大阪大学外国語学部の学部章にあるラテン語"EX ORIENTE LUX ETPAX(エクス・オリエンテ・ルクス・エト・パクス)"「光と平和は東方より」から付けられました。
これは、第一次世界大戦終了時という大阪外国語学校創設期の世界情勢の中にあって、平和と文化の光を東洋の国、日本から全世界に向かって広げることを意味しており、建学の理念をあらわしたものです。
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6階 学生交流スペース
6階の学生交流スペースは個人学習スペースです。壁際にテーブルが設置され、授業の空き時間にここで学習ができます。
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10階 もみじラウンジ
大阪大学外国語学部や日本語日本文化教育センターでは、海外の多くの大学と学術交流協定を締結していますが、協定校から来客があった際に、セレモニー的表敬もさることながら、ざっくばらんな情報交換ができる場として設けられました。
名前は、箕面市を代表する「もみじ」をひらがなで表記することで日本的情緒を感じていただきたく、英語表記でもあえて「Momiji」と名付けました。
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設備 外国学図書館
大阪大学附属図書館4館のうち、箕面地区には旧大阪外国語大学附属図書館を引き継いだ外国学図書館があり、情報の集積と提供を通じて、教員・学生の教育と研究を支える役割を担っています。
外国学図書館の蔵書は現在約60万冊を数え、旧大阪外国語学校時代の蔵書「旧分類図書」や「武藤文庫」等の個人文庫、チュルク系諸言語コレクション等の大型コレクションを所蔵しています。令和3(2021)年5月に、箕面市立図書館と一体化した新たな図書館に生まれ変わり、地域性豊かな市立図書館の蔵書約11万冊を同じ館内で利用できるようになりました。
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多種多様な学習スタイルに応じて、3階ラーニング・コモンズ、3階グループ学習室、4階研究個室が利用できます。3階ラーニング・コモンズ(愛称:るくす)では、学生同士のコミュニケーションやディスカッションを通して、『共に考えて学ぶ場』を提供するとともに、LS(ラーニング・サポーター:大学院生スタッフ)による講習会やワークショップ、展示企画などを展開し、学習支援の環境の充実を図っています。3階AVコモンズには大型モニターを設置し、映像を用いた授業を実施することが可能です。3階AVライブラリーでは、所蔵している多数の視聴覚資料(映画などの映像資料、語学CDなどの音声資料)が視聴できます。
開館時間は、平日9時~20時、土・日・祝10時~17時。年末年始、資料整理点検期間は休館。
※現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一部利用を中止しています。
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学部章
外国語学部としての統一感と一体感を保つシンボルとして、学部章とスクールカラーが定められています(「スクールカラー」とは「学部カラー」の意味)
以下の盾形に文字を配したものが学部章となっています(「大阪大学外国語学部学部章及びスクールカラー規程」第2条、別図1より。)
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この盾形の学部章には、ラテン語で EX ORIENTE LUX ET PAX「光と平和は東方より」と書かれています。平和と文化の光を東洋の国、日本から全世界に向かって拡げることを意味しており、外国語学部の理念を表したものです。この紋章はもともと大阪外国語大学外国語学部時代に徽章として用いられていたものの一つですが、大阪大学外国語学部章として正式に採用されることになりました。HPデザインや学部関連の印刷物にはこの学部章が用いられています。
なお「大阪大学外国語学部学部章及びスクールカラー規程」、別図1、2の「備考」では更に次のように定められています。
スクールカラー
スクールカラーは、「大阪大学外国語学部学部章及びスクールカラー規程」(第3条)で次の通り定められています。
スクールカラーは、「えんじ」とし、CMYKカラーモデルC51, M90, Y51, K4を標準とする。
外国語学部のHPや出版物関連においても、この色が基調色として用いられることが多く、上の学部章の本形の色がこれにあたります。この色は大阪外国語大学時代にも用いられていたものですが、大阪大学外国語学部のスクールカラーとしても用いられています。