Bom dia!　みなさんはポルトガルと聞くと、どのようなものを想起しますか？ポルトガルはイベリア半島の大西洋側に位置する小さな国ですが、そんなポルトガルには、きれいな海、荘厳な城、心惹かれる美術、魚介類をふんだんに使った料理、おいしいワイン、熱狂的なサッカーなど魅力的なものがいっぱいです。

　ポルトガル語は、２０１４年にワールドカップ、そして２０１６年にオリンピックが開催されるブラジルや、アフリカのモザンビークやアンゴラ、中国のマカオでも話されています。鼻にかかったような、独特の響きが音楽的でとても優美な言語です。私の周りには、ポルトガルを含めたこれらの国々への留学を目指し、頑張っている学生がたくさんいます。

　当専攻においては、授業を通してポルトガル語の文法や会話はもちろん、ポルトガル語圏の歴史や文化も深く知ることができます。また、授業以外にも活用できる場が様々にあります。去年の秋に２回生を中心に、大学主催の語劇祭に参加し、ポルトガル語劇を上演しました。ブラジルの児童文学作品を舞台化したのですが、役者、スタッフ共々、力を合わせ、素敵なお芝居に仕上がりました。他にも、大阪大学で学んでいるブラジル人留学生との交流会もあり、良い刺激を受けました。

　ここだけでは、全て伝えきれませんが、学んでいくうちにきっと分かってくると思います。ポルトガル語がいかに魅力的であるかということを。