学生の声
vol.34
ヒンディー語専攻
人見眞代さん
「ナマスカール」
自己紹介で「ヒンディー語を勉強しています」と言った時の周りの「は??」という反応がもはや快感になりつつある、今日この頃。私にとってヒンディー語は超えるべき壁でもあり、頼りになる味方でもあり、私自身のアイデンティティでもあります。
みんなが話せない言語を話してみたい!という適当な理由で入学を決めた私。正直、こんな気持ちでやっていけるのかなと不安でした。でも、心配御無用。ほとんどの人がそんな感じです。初めからインドの専門家なんて人いませんよ。
1年生の頃は文字、文法、お話などを勉強しています。ひと学年20人前後と少人数なので「クラス」としての楽しさがあり、入学してすぐみんなと仲良くなれます。
2年生になると神話や小説など文章の読解が始まります。これが手ごわいのです。神様何人登場するの?辞書載ってないよ・・。予習終わんない・・。一つの言語を四年間で習得するのは楽ではありませんが、その分充実した学生生活だと実感できます。
3年生になるとそれまでの努力が実り始め、同じキャンパスで学ぶインド人留学生たちともヒンディー語のみで会話できるようになってきます。みんな喜んで、びっくりしてくれます。
そして、力説したいのはなんといっても素晴らしい先生方です。こんな先生方は四年間みっちり教えてもらえる機会はなかなか無いですよ。
そして、ヒンディー語が話されているインドはここには書き表せない果てしない魅力と謎があります。もうこれはヒンディー語を学んでインドに行くしかない。皆様の入学をお待ちしています。