学生の声
vol.33
ビルマ語専攻
齊藤小夏さん
「タミン サー ピービーラー」 (食事をすませましたか)
ミンガラーバー!(こんにちは!)ビルマ語専攻での大学生活は日々の勉強だけではありません。まずは、先生のお宅でのホームパーティ。年に何度か、ビルマ人の先生のお宅でホームパーティが開かれます。玄関の扉を開けると、そこはもうミャンマーそのもの。モヒンガー(魚で出汁をとったスープの麺料理)の香り、飛び交うビルマ語、時折披露されるミャンマーの伝統舞踊...。日本に居ながらにしてミャンマー文化に浸れる貴重な機会となっています。
また、語劇祭にも力を入れています。「シンデレラ」、「浦島太郎」に引き続いて、昨年は「三匹の子豚」をビルマ風にアレンジして披露しました。日本人はもちろん、ビルマ人にも大うけの公演でした。
さて、あなたはもう、上の挨拶のビルマ文字を見ましたか。文字には見えない?そうですよね。私も初めてこの文字を見たときは思わず笑ってしまいました。こんなヘンテコな文字が読めるようになるなんて想像できなかったからです。外国語をラテン文字以外の文字で学ぶというのは、初めての経験だと思います。でも、皆スタートは同じです。ビルマ語専攻を選んだメンバーには、東南アジアが好きだったから、文字がかわいかったから、偏差値に合っていたから...など、いろんな人がいますが、みんなビルマ語を使えるようになっています。大丈夫!モヒンガーを用意して待ってます!