外国語学部SCHOOL OF FOREIGN STUDIES

わたしの阪大外国語学部

学生の声

vol.14
スワヒリ語専攻 今泉奏さん

Habari gani? 「ハバリガニ?」

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Karibu! (ようこそ!)

みなさん、日本とアフリ力の間にどのような歴史があると思いますか?開発援助国として、資源輸入国として─いえいえ、ただそれだけではありません。実は日本とアフリカの接触は意外にも古く、戦国武将の織田信長に仕えたモザンピーク人がいたという記録が残っているのです。スワヒリ語専攻では、言語を武器に新しいアフリ力観を身につけることができます。一口にアフリ力と言っても、 実に多種多様で毎日が発見の連続です。

僕がスワヒリ語専攻を受験した理由は、「紛争」、「貧困」といったイメージのアフリカについて、より深く学びたいと思ったからでした。しかし、学びを深め、実際にアフリ力に赴いたりする中で、少しずつ自分の興味が変わっていきました。「遠いアフリカ」について知れば知るほど、「近い日本」のことが見えてきます。外国語を学び、その地域の文化や歴史を学ぶということは、同時に自分自身を取り巻くものを見つめ直すことにもなるのです。現在、江戸時代における日本とアフリカ地域の交渉史について研究を進めています。とくに自分のルーツである長崎の人々が、アフリ力に対してどのような眼差しを向けていたのかということに関心があります。

みなさんも一緒にスワヒリ語を学び、本当のアフリ力と本当の日本の姿を見つめ直してみませんか?きっと、今まで知らなかった新しい世界が見えてくるはずです。

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