専攻語案内
ヒンディー語専攻
専攻について
近年、経済成長著しい南アジアの大国インド゙の連邦公用語であり、4億人を超える人々の母語として、文化的、政治的、社会的にも重要な意味を持つヒンディー語の教育と研究を行います。読み・書き・話す、のすべての面にわたる高度な言語運用能力を活かして、インド゙を中心とする現代南アジアについて の一次資料を自ら収集し分析する力を身に付け、卒業後社会の多方面で活躍する人材を育成することを目指しています。
教育・カリキュラム
1・2年次では専攻語の体系的な学習に重点を置き、文法の基礎から中級程度の読解、作文、会話力の習得のために日本人教員とネイティブ教員が協力して教授します。3・4年次では、ヒンディー語学、ヒンディー文 学などインドの文化、社会、宗教などの分野において、ヒンディー語の文献だけではなく、一部古典語を含むインド諸言語及び英語の資料をも駆使して研究するための演習の授業が開設されています。卒業論文では専任教員が自らの専門分野を中心に指導を担当します。
学生生活
3、4年次になって留学を希望する学生は、北インドのヒンディー語圏に留学することになりますが、アグラにあるヒンディー語の語学学 校にはインド政府の奨学金で毎年数名の学生が留学しています。
有志による語劇団は、学内での発表会だけでなく、神戸のインド人コミュニティーの団体等における発表会など学外での活動も精力的に行っています。
卒業後の進路
商社、金融、製造業、官庁など各方面で卒業生は活躍していますが、これまで多くの卒業生がヒンディー語の語学力を活かして、外務省や インドに支社をもつ企業にも就職しています。
教員紹介
- 長崎 広子 教授 (ヒンディー文学、ヒンドゥー教研究)
- 西岡 美樹 准教授 (言語学、外国語教育)
- 虫賀 幹華 助教 (ヒンドゥー教史、インド学、宗教学)
- スィング ヴェーダ プラカーシュ 特任教員